この第1部では、英文法の中核をなす、「文型」の問題を中心に扱います。地図でいうと、上の3分の1が対象です。
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英語の文、その文型はS・V・O・Cという文の「主要要素」と呼ばれるものの組み合わせで成り立ちます。そのため、まず第1章で、この「S・V・O・C + M」を扱います。その際、ポイントとして、「品詞」と「S・V・O・C + M」との違いと、両者の対応関係に特に注目します。
その後、第2章において、S・V・O・Cで成り立つ英語の文型、いわゆる、5文型を本格的に取り扱います。そこでは、5文型の判別法、5文型の理論の意義、5文型の応用法を理解することが目標となります。
第2章では、5文型という英語の文の基礎構造を学びますが、それは事実を述べる「平叙文」を基礎にしています。英語の文は「平叙文」だけではないのです。なので、第2.5章で、他の文の形態、つまり、「命令文・感嘆文・疑問詞疑問文」を学びます。