ご訪問、ありがとうございます。この「ホーム」では、本サイトの「道案内」をしたいと思います。
目次
まずは簡単に自己紹介を
私は、だいたい自分の20代にあたる10年ほどの期間、大学・大学院で哲学を研究していた、いわゆる「哲学徒」でした。
しかし、いろいろなことがあって、ドロップアウトし、ベンチャー企業勤務を経て、現在は大学受験向けの学習塾を運営しています。もう人生、何が何やらといった感じがあるのですが、そもそも哲学徒というのはそういう人種なのかもしれません。
さて、そんな私がお送りする本サイトですが、以下では本サイトの主要なカテゴリに即する形で、本サイトの「道案内」を進めたいと思います。
哲学:「否定的なもの」について/を超えて
私は先に書いたような経歴の人間なので、このサイトを運営する目的のひとつは、以前に自分が「哲学」関係で研究した内容を整理し、公開しておくことです。
そもそも私はアカデミックな論文という形式が苦手だったため、さほど発表の機会もなかったのですが、やはりこれまでに書いたものを死蔵していくのはもったいないなと思い。ここに公開しておこうと思ったわけです。
また、もう一つの動機として、このように公開するという名目をこしらえることで、自分自身、20代の時分に考え、書き記したことを、もう一度見直し、咀嚼しなおす機会を作りたかったということもあります。
自分の20代の歩みを踏まえて、30代の思考を作っていきたい、と。アカデミックな意味での「哲学」からは離れましたが、やはり自分が考えるところの「哲学(のようなもの)」そのものを止めるつもりはありませんし、そもそもそれは止めることなどできないものなのでしょうから。
そんなわけで、「哲学」カテゴリのコンテンツの中心は過去に書いたものの再編集なのですが、願わくば、自分の30代なりの「哲学(のようなもの)」をも、新たに展開できればなと思っています。
未来の方はどうなるか分かりませんが、私が過去に書いたものは、いわゆるフランス現代思想の末裔とも言えるスラヴォイ・ジジェク、その後は、ドイツ系のカント、ヘーゲル、フロイト、ハイデガー、ルーマンあたりについてでした。これより詳しくは「哲学」カテゴリにて。
文学・小説:「知と愛」をめぐる諸問題
さて、私のような、いわゆる「大陸哲学」方面の人間にとって、「文学」は「哲学」の隣接領域なので、いきおい「文学」にも興味があって、これまでそれなりに読み、いろいろ考え、ごく部分的にはそれについて書いてもきました。
この「文学・小説」カテゴリは、こういったものをまとめておこうという意図で作ったものです。「哲学」の方と違い、すでに書いてあるものの分量が少なく、断片的なので、充実には時間がかかりそうですが、やはり少しづつでも考えをまとめていきたいと思っています。
また、最近はこれまであまり親しんで来なかった「SF」や「ミステリ」にも関心が生じ、これからいろいろと読んで学んでいく予定なので、それについても、感想等々書けたらなぁとは思っています。それが本サイトの「文学・小説」カテゴリの未来になるのかなと、今のところは考えています。
おたく文化:その「歴史」を求めて
私はもう30歳(2017年現在)ですが、「哲学」やら「文学」に興味を持ち始めた以前、中学生のころ、ちょうど2000年頃より、いわゆる「おたく文化」に親しんできました。
アニメ、美少女ゲーム、ライトノベル…、ここ十数年の「おたく文化」には、それなりに並走してきたはずです。そして、おたくの例に漏れず、私も語りたがりです。なので、様々な作品につき、これも感想とも批評ともつかぬものを書き散らしていきたいと思うのです。
ところで、私がこのカテゴリに関して、とりわけて興味があり、願わくば実現したいと思っているのは「歴史」、いわば「おたく文化史」の記述です。
そのために私はいくつかの観点ならば持っているようにも思うのですが、やはり自分一人では圧倒的に知識が足りないため、どうも取り掛かりあぐねています。そのため、まずは既存の「おたく文化論」の整理から始めています。
ただ、あまりここにだらだらと書いても仕方がないので、これより詳しくは、やはり「おたく文化」カテゴリに書くとします。
教育・学習:よき「学び」はいかにして可能か?
実際は以上のどれも「遊び」であり「趣味」なのですが、便宜的に「哲学」がかつてのいわば「仕事」、「文学・小説」が「仕事」と「趣味」の中間、「おたく文化」が「趣味」であったという風に整理すると、いまの「仕事」に関わるのが「学習・教育」カテゴリです。
大学生・大学院生時代より、アルバイトとして塾で個別指導・集団指導をしていましたが、いまや学習塾を運営しているので、私はそれこそ教育が本業となっており、それに付随して、やはり日々、いろいろと思い、また考えるところが出てきます。
読書・視聴録:読んだり見たりしたこと
最後に、以上のカテゴリに当てはまらないような読書や視聴の記録を、この「読書・視聴録」カテゴリに入れておきたいと考えています。
感謝と挨拶:ここまで読んでくれた奇特な方に向けて
ここまで読んでくれた奇特な方はいらっしゃるでしょうか。最後まで、お付き合いいただき、誠にありがとうございました。もし興味をお持ちでしたら、いくつかつまみ食い的にでも、読んでみていただけたら、とてもありがたいです。何か感想をお持ちになりましたら、本サイトのお問い合わせか、Twitterででも、お声がけいただけると嬉しいです。
ではでは、今後とも末長く、よろしくお願いいたします。